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今回は、アメリカ独立戦争で活躍したジョージ・ワシントンについて。アメリカの学校では(日本もですが)彼が初代大統領と習います。
 
 
実は「プレジデント」と呼ばれた人は、ワシントンの前に7人もいたそうなんですよ。
 
 
でも、彼がアメリカ独立のため、独立戦争で活躍・貢献したのは確かで、民衆の人気も高かったようなので、彼を「初代」と定めるように決めたのでしょう。
 
 
ワシントンについて、またそれ以前に「プレジデント」と呼ばれていた数人については、現在あまりくわしいことは分かっていません。
 
 
ワシントンが秘密結社フリーメイソンのメンバーだったのは有名な話なので、そのことに少し触れますね。

 
 

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ジョージ・ワシントンの生い立ち

 

 
ジョージ・ワシントン(1732‐1799)は、アメリカのバージニア植民市の牧場主の息子として生まれました。かなり裕福な家庭だったようですよ。
 
 
彼は若いころからアメリカ植民地の民兵として訓練を積み、25歳で地区隊長・少佐、その後、大佐にまで昇格しました。
 
 
やがて、政治に興味を持ったワシントンは、42歳で議員になりました。そして、重い税をかけるイギリス本国に反発して、1774年、アメリカ軍の総司令官に選ばれたのです。
 
 
そして、その翌年、アメリカ植民地はイギリスから独立するため武力に訴えました。これがアメリカ革命・アメリカ独立戦争と呼ばれるものです。
 
 
【関連記事】⇒★アメリカ独立戦争のきっかけと流れ!?
 
 
アメリカ軍はイギリス軍のような訓練された軍隊ではなく、寄せ集めの民兵で弱かったのですが、ワシントンは「独立宣言」を発表して兵士たちを勇気づけました。
 
 
さらに、フランス、スペイン、オランダなど外国の援軍を得て、最終的にアメリカはイギリス軍を破って独立を勝ち得たのです。
 
 
独立後、ワシントンはアメリカ合衆国憲法を制定する議会の議長になりました。
 
 
そして、その2年後にはアメリカ合衆国初代大統領に選ばれ、8年間その職務を続けたのでした。
 
 
アメリカ合衆国の基礎を築いた彼は、アメリカでは「建国の父」と呼ばれています。

 
 

ワシントンの子孫は現存する?

 

 
ジョージ・ワシントンは、マーサという女性と結婚しましたが、子供には恵まれませんでした。
 
 
マーサと結婚したとき、彼女には前の夫との間にできた二人の連れ子がいました。
 
 
つまり、子供ができなかったのは、ワシントンに原因があったようです。
 
 
彼は若い頃に天然痘にかかったことがあるので、おそらくそのとき生殖機能が失われてしまったのだろうと考えられます。
 
 
だから、彼の直系の子孫は、現存していないのでした。

 
 

アメリカ大統領が2期までと決まったわけ

 

 
今のアメリカ合衆国大統領の任期は2回・8年と決まっています。
 
 
これは大統領選のとき、ワシントンが言った言葉を重んじて決められたのだそうです。
 
 
ワシントンは大統領選挙で2回勝利し、8年間大統領をつとめました。当時は大統領の任期に制限は設けられていなかったのですが、3期目の選挙の際、ワシントンは立候補しないと決めたのです。
 
 
実は、3度目の大統領選のときも、ワシントンは多くの支持者からもう一度立候補してほしいと頼まれました。
 
 
でも、彼は「同じ人間が長く権力を握るのはよくない」と言って、この申し出を断ったのです。
 
それ以降、アメリカ大統領になれるのは2回までという決まりが生まれたと伝わります。

 
 

ワシントンはフリーメイソンの会員だった

 

 
謎のベールにおおわれた秘密結社フリーメイソン。オカルト好きな人なら一度は耳にしたことがあるでしょう。
 
 
「世界を裏で牛耳っている」などと言われるこの結社は、本当のところどんな組織なのかよくわかりません。「秘密」の結社ですからね。
 
 
フリーメイソン関連の書籍は、デマだらけの都市伝説ばかり書かれたものが多いので、信用できるものはほとんどありません。
 
 
フリーメイソンの起源は、中世イギリスで宮殿や教会を建てるため集められた石工職人の組合といわれますが、時代とともにメンバーも活動内容も当然変化しているでしょう。
 
 
ちなみに現在、日本にも支部があって日本の会員数は2000人ぐらいなのだそうです。
 
 
高須クリニックの「かっちゃん」こと院長先生が入会していて、たまにフリーメイソンの宴会に行ったよなどとネタを提供してくれます。
 
 
どうも、今では慈善活動をしている団体に近いようですね。
ただし、会員になるには5つの条件があります。
   ↓
1.18歳以上の男性に限る
 
2.定職とある程度の収入のある人
 
3.身体障害者でない人
 
4.なんらかの宗教(至高の存在)を信仰してる人
 
5.既存会員2名以上の推薦をもらえた人

 
 
秘密結社なので、この条件が本当に正しい情報なのかどうかわかりません。有力説としてお伝えします。
 
 
アメリカ大統領は、初代から現代にいたるまでこのフリーメイソンの会員がとても多いです。これは欧米諸国の中でも、群を抜いています。
 
 
特にワシントンがその会員であったは、よく知られていますよ。
 
 
なぜかというと、「第1回アメリカ大統領宣誓式」(1789年)の際、ワシントンがフリーメイソンの経典に手をかざして、フリーメイソン式の式典方式で宣誓を行ったからなのです。
 
 
すごいパフォーマンスです。
 
 
アメリカはフリーメイソンが建国したと言いたい感じですね。
 
 
ワシントンの大統領選の支持者の多くがフリーメイソンのメンバーだったので、深く追究するといろんな事が見えてくるかもしれません。

 
 

ジョージ・ワシントンの簡単な年表

 

 
・1732年(0歳)
バージニア州の裕福な家で誕生
 
・1752年(25歳)
民兵の地区隊長・少佐に就任。
 
・1754年(27歳)
フレンチ=インディアン戦争。
 
・1774年(42歳)
第一回大陸会議の議員に選ばれる。
 
・1775年(43歳)
「レキシントンの戦い」
→アメリカ独立戦争勃発。
第二回大陸会議。
独立軍総司令官に任命。
 
・1776年(44歳)
「アメリカ独立宣言」発表。
 
・1781年(49歳)
イギリス軍が全面降伏
 
・1783年(51歳)
「パリ講和条約」
→イギリスがアメリカ独立を承認。
 
・1789年(57歳)
アメリカ合衆国初の大統領選挙
選挙人投票率100%の票を得て大統領に選出。
 
・1797年(65歳)
大統領職を辞任。
 
・1799年(67歳)

病没。
 
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