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【2021.06】
 
大和は 国のまほろば たたなづく 青垣 山籠れる 大和しうるはし
 
 
悲劇のサイコパス、倭建命(ヤマトタケルノミコト)が本当にこの歌を作ったかどうかはさておき、私は奈良が大好きです。
 
 
京都は近すぎるしちょっと都会なので、ゆったり休日を過ごすなら鹿に癒される自然いっぱいの奈良がよいのです。(^^)
 
 
ということで、十分日帰りできる距離ですが、年に3~4回は奈良に宿泊しております。
 
 

 
 

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「西の迎賓館」奈良ホテル

 

 
これまでいろんな宿に泊まりましたが、ここ3回ぐらいはずっと奈良ホテル、たぶん次回も奈良ホテル、気に入ってしまってここばかりになりました。
 
 
館内の調度品を見て歴史に触れるだけでも楽しいし、何より「三笠」の食事が美味しい。和洋折衷の時代を感じる古びた感じがとても素敵なのです。
 
 
館内を少し紹介しますと、入口、ロビーはこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 
中央の階段を上ったところ。
 

 
廊下にホテルの年表が並んでいました。1909年開業。
 

 

 

お部屋はやっぱりデラックスがおすすめ

 

 
部屋は旧館と新館に分かれていて、なぜか旧館のほうがリニューアルされていて新しくなってます。
 
 
旧館にはスタンダードと4種類のデラックスルームがあり、両方泊まりましたが、室内でゆったり過ごしたいなら断然デラックスルームがおすすめです。
 
 
でも、天井が高いので、スタンダードしか知らなければ十分かもしれません。スタンダードタイプの室内はこちら↓

 

 

 
デラックスはこちら。モダンタイプです。↓
 

 

 
デラックスルームは、ベッドの間がゆったり広くて、2人掛けソファと大き目の丸テーブル、チェア、鏡台があってかなり広いです。バスルームも広く、大理石っぽい演出で高級感があります。
 

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レストラン「三笠」の食事は大満足

 

 
夕朝食込みの宿泊の場合、レストラン「三笠」のフレンチディナーと和洋選べる朝食が付いているプランが多いです。
 
 
私は夕食も和食が好きなのですが、ここのフレンチはお肉はまあまあ柔らかくお魚料理も美味しいです。

 

 
朝食は、和食の茶粥かごはん(白米)、洋食から選べますが、やっぱりいつも奈良の名物の茶粥を選びます。
 
 
茶粥の和朝食が朝の胃にやさしくお気に入り♪
 
 
魚の種類やお野菜が毎回変わっているので、季節感が感じられて素敵です。

 

 

 
ちなみに、今年の3月に泊ったときの朝食がこちら↓

 
去年の秋はこちら↓

 
今回のおかゆは、いつもにましてお茶が濃く出ていて香ばしくて美味しかったです。
 
 
窓側の席だったので、興福寺の五重塔が見えました。

 

 

奈良に行く最大の目的は鹿に癒されること♪

 

 
宿泊も楽しみですが、なんといっても私たちが奈良にしょっちゅう行くのは野生の鹿がいるから。癒されます♪ 
 
 
奈良ホテルの敷地内にも親子がいました。
 

 
私たちは数年前まで鹿せんべいを買っていたのですが、あれは小麦粉が使われているので鹿の健康によくないと思い今は買いません。
 
 
持っていると鹿が目の色を変えて寄ってくるので、中毒性が高いのだと思います。奈良市民はそんなものなしで普通に交流しているので、見習うことにしました。
 
 
でも、今回、鹿せんべいを持っている人に近づかずに警戒する鹿が多いのに気づいたんですよ。
 
 
驚きました。コロナが流行してもう2年目、観光客が激減し鹿せんべいをもらったことのない若い鹿が増えたのでしょう。
 
 
奈良公園の鹿が全体的に減って、春日の原生林のほうに移動しているようです。今の季節は山のほうが草がたくさんあるし、交通事故の心配もありませんから。
 
 
奈良の鹿はもともと野生なので、良いことだと思います。
 
 
6月だけ子鹿が公開されている鹿園に寄りました。バンビとママ鹿が保護されています。

 

 

 
飼育員さんがドングリをまいたら、ママたちがきれいに一列に(笑)
 

 
この後、今回の旅のもう一つの目的、奈良国立博物館の「聖徳太子と法隆寺」展に行きました。
 
 
数々の偉業を成し遂げた聖徳太子は実在したのか、はたまた複数の人の業績を「聖徳太子」のものとしたのか。
 
 
そういえば……、美術品の中に、聖徳太子の前世を描いた絵がいくつかありました。
 
 
鎌倉時代に描かれたものが多かったのですが、太子の「前世」はこう!とはっきり描いているところが面白かったです。
 
 
あの絵を見た当時の人の多くが普通に受け入れて信じたのか、そこが気になります。
 
 
古代史は、謎だらけなところがロマンですね^^♪
 
 
おもしろいです。
 
 
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