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こんにちは。
 
今回は伊達家の「家紋」について。
 
 
伊達政宗は、いろんな家紋を時期やTPOに応じて使い分けていました。
 
 
家紋は人にあげたり人からもらったりする事が多いので、人間関係もわかっておもしろいですよ。
 
 
伊達家の家紋は、800年ほど前から使っている由緒あるものから江戸時代に入ってもらったものなど、さまざまあります。
 
 
今回は、伊達政宗が実際に使っていた家紋を中心に「6つ」ご紹介します。

 
 

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(1)伊達政宗の家紋といえばコレ「仙台笹」

 

 
「竹に雀」のこの家紋は、「仙台笹」(せんだいざさ)と呼ばれます。
 
 
伊達政宗の家紋といえば、これを思い浮かべる人が多いでしょう。
 
 
大ヒットゲーム「戦国バサラ」などでも使われているので、伊達政宗のシンボル的な家紋、伊達家の定紋になっています。
 
 
この家紋は上杉家から贈られたものでした。
 
 
伊達政宗の大叔父の伊達実元が、越後の上杉定実の婿養子に入ると決まったとき、婿に対する引き出物としてこの家紋を伊達家が譲り受けたのがルーツです。
 
 
結局、養子の話しはなくなりましたが、伊達家はこの家紋が気に入ったらしく、それ以降、大切に使われ続けたのです。
 
 
クールな家紋ですね。

 
 

(2)源頼朝からもらった「三つ引き両紋」

 

 
この「三つ引き両紋」は、伊達家でもっとも長く使われている由緒ある家紋です。
 
 
ルーツはなんとあの鎌倉幕府を開いた源頼朝です。
 
 
伊達家のご先祖様の伊達朝宗という人が、藤原氏討伐のご褒美として源頼朝から拝領した家紋なのでした。

 

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(3)細川忠興におねだりした?「九曜紋」

 

 
この「九曜紋」は「星」をモチーフにして作られた紋です。
 
 
昔、日本では「星」は★印ではなく●印で表されていたのです。
 
 
この「九曜紋」はもともと細川家が織田信長からもらったお気に入りの家紋だったそうですが、伊達政宗が気に入って細川忠興に「ちょーだい!」とお願いして使わせてもらったと伝わります。
 
 
ちなみに、伊達政宗と細川忠興は、どちらもプッツン武将として知られ、変な人と思われいたようです。
 
 
当人同士もお互い変態と思っていた(手紙に残ってる)ようですが、変人同士気があったのかもしれません。(朝鮮出兵でも一緒に行動してます)
 
 
伊達政宗は、後にこの家紋を重臣の片倉小十郎にあげちゃってます。なので、この「九曜紋」は片倉家の家紋でもあるのです。
 
 
「天下一キレやすい」細川忠興に、大事な家紋を横流ししたことがバレなかったのでしょうか?
 
 
釈明するところを見たい気もするけど・・・

   ↓

  
 
 

(4)姫様用のかわいい家紋「雪薄紋」(ゆきうすもん)

 

 
冬になると雪深い東北地方らしい家紋ですね。
 
 
伊達政宗は「初陣」で、この家紋を付けた旗を使用したと伝わりますよ。
 
 
伊達家の家紋の中では、優しくかわいらしい雰囲気の家紋なので、伊達家の姫君が使う「替紋」として知られています。
 
 
雪薄紋は、現代の「小紋」(女性用の普段着の着物)にもよく使われますね。私も同じじゃないですが、似たような柄のを持ってます。

 
 

(5)秀吉からもらった「五七桐」(ごしちのきり)

 

 
この「桐紋」(五七桐)は大阪で生まれ育った私としては、有名過ぎておもしろくない家紋です。
 
 
それほどあちらこちらで見かけます。(太閤さんのお膝元なので)
 
 
披露宴会場でこの家紋の黒留袖を着た人を見かけると「レンタルか?」と思ってしまうほど大安売りの家紋なのです。
 
 
もともと、天皇家の紋の1つだったんですけどね。
 
 
それを豊臣秀吉が関白になったときにもらって、それから配下の武将に気前よく与えたのでした。(大阪では庶民が家紋を作れる時代になったとき、太閤さんにあやかろうとコレを家紋にした人が多かった)
 
 
伊達政宗も秀吉からこの紋をもらったのすが、あんまり使いたくなかっただろうなと思います。
 
 
今では日本政府も使っていて、500円硬貨や政府の演台のプレートなどにも使われていますよ。

 
 

(6)これも秀吉からの「十六葉菊」(じゅうろくようぎく)

 

 
「十六葉菊」は「菊の御紋」、天皇家が使っていた紋です。(今の天皇家は「十六八重葉菊」です)
 
 
豊臣秀吉が関白に就任したとき、天皇から上記の「五三の桐」(桐紋)とともに下賜された紋でした。
 
 
その後、秀吉から政宗にこの「十六葉菊」も贈られました。

 
 

おわりに

 

 
伊達政宗が使っていた家紋、伊達家の代表的な家紋についてお伝えしました。(他にもいくつかあります)
 
 
源頼朝から拝領した家紋は、伊達家の歴史と血統を物語っていますね。
 
 
戦国時代に生きた伊達政宗は諸大名との付き合いが多かったので、ご近所の上杉家だけでなく豊臣秀吉細川忠興からも家紋をもらっているというのが特徴的です。
 
 
細川さんの「九曜紋」は悪友みたいな感じだったので(身分の差があまりなかった)、かなりゴリ押ししてもらったという説もありますよ。(笑)

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