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2019年6月2日、京都観光バスツアーで京都迎賓館に行きました。
盛沢山で少し特別なツアーなので「舞妓バス」でしたよ。
目次
「京都迎賓館」ツアー概要
京阪電鉄主催の京都観光バスツアーは、観光地なだけあって割高だなといつも思うのですが、このコースはその中でも結構なお値段です。
でも、京都迎賓館は各自予約をしたりツアーガイドの時間に合わせる必要があったりと面倒なので、思い切ってツアーで回ることにしました。
ツアー名は「京都迎賓館とこだわりの和食を味わう菊水の昼食」です。
順番は・・・
京都迎賓館(ガイドツアー付)
菊水(昼食)
南禅寺
鶴屋吉信(生菓子とお抹茶)
出発時間 9:50
所要時間 約6時間半~7時間
料金:13,900円
ツアーのよさは一にも二にも「効率」にあると思います。
そして、私は無駄な時間を極力省きたいたちなので(待ち時間があるとかすごく嫌)、その「効率」にとても大きな価値を感じるのでした。
7時間で効率的に疲れることなくあちらこちら回れたので、満足です。
◆和の伝統技術てんこ盛りの「京都迎賓館」
↑
陰翳礼讃~、素敵です。
これ織物なんですね。すごい精密です。素晴らしいの一言でした。
他にも見どころ盛沢山で写真もたくさんありますが、多くなりすぎるのでこの辺で・・・
◆「菊水」で湯豆腐ランチ・老舗だが味も接客は残念
昼食は「菊水」でした。いつもながら団体客なので、修学旅行の食事のようにせわしないです。
それは仕方がないのですが、料理の味がかなり残念・・・。
特に吸物がやたらとしょっぱくて、どう考えても煮詰めすぎだろという具合でした。
京都のお店で味を求めるのは野暮なので、まあよろしくお願いいたしますいです。
見た目は、いい感じでしたよ。
◆「南禅寺」は相変わらずカラスと外国人観光客だらけ
南禅寺は「京都五山より別格」という妙な位置づけのお寺です。
臨済宗南禅寺派の大本山で本尊は釈迦如来、創立者は開基です。
京都の臨済宗お寺にはランクがあって、有名な「五山」が天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺です。(足利義満が決めた)
で、南禅寺はさらに別格、禅寺の最高峰とされています。(歴史がからんで説明が長くなるので理由は割愛)
青もみじのシーズンだったので、空気がすがすがしくて癒されました。
相変わらず、山からカラスがたくさん飛んできて、騒がしいかったです。ここのカラスは元気で楽しそう・・・
南禅寺といえば、石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」でおなじみですね。(歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」)
でも、この話にはオチがあって、石川五右衛門がこのセリフを言った南禅寺の三門は、彼の死後(処刑後)に作られたものなのでした。
明らかに史実と異なるのですが、そもそも石川五右衛門自体、ほとんど史料の残っていない人ので、細かいことには目をつぶります。
ここはよく訪れるので、写真が少なくなってしまいました・・・
◆「鶴屋吉信」でほんわか和のティータイム
「鶴屋吉信」本店は、堀川通と今出川通の交わる辺りにあります。
晴明神社の近く、南に下れば二条城、西に歩けば北野天満宮、東に行けば白峰神宮で行くと京都御所という散策途中に寄るのもよいところです。
二階がお茶屋さん、お休み処となっておりまして、そこで季節の生菓子とお抹茶をいただきました。
お客さんが少なくて(穴場なのかな?)、しっとりした素敵な雰囲気のお店です。
落ち着いた照明なので暗めに映っていますが、美しいあじさい色の和菓子でしたよ。
おわりに
一度はしっかり見学したかった京都迎賓館。
細かいところまで和の伝統技法が光る調度類は、素晴らしい芸術作品です。興味のある方には、一見の価値ありですよ。
「京都定期観光バス」HPは⇒★こちらです♪
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