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こんにちは。
 
 
今回は、西郷隆盛が抱えていた重大な持病について、お伝えします。ちょっと下の話になってしまうのですが、すごく有名な話なので、紹介したいのです。
 
 
西郷隆盛には、2つの持病がありました。
 
 
まず、1つ目は肥満、もう1つはフィラリアという寄生虫によって陰嚢に水がたまり、皮膚が固くなる(象皮症)厄介な病気を抱えていたのです。

 
 

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西郷隆盛の「肥満」は病的なメタボだった

 

 
幕末ドラマで西郷隆盛を演じる人は、役作りでかなり体重を増やしたり、もともと恰幅のよい人がキャスティングされることが多いですね。
 
 
「田原坂」では里見浩太朗さんが演じていましたけど、あの西郷隆盛はすごく立派! あれにいちゃもんつける人はクレーマーかよといわれそうな感じです。
 
 
でも、あれは虚像ですからね!
本当の西郷隆盛ではありません。
 
 
そもそも、実際の西郷隆盛は、恰幅がよいなんてもんじゃなく、かなりの病的メタボだったようです。それはもう、ちょっと歩いただけで息切れするので、明治天皇が本気で心配していたほどです。
 
 
ドイツ人軍医のホフマンに減量指導してもらっていたようですが、なかなか改善できませんでした。いや、実は、かなり厳しい減量法で、いったん改善されたのです。
 
 
その現療法は、厳しい食事療法と下剤を飲むというもので、たいへんだったのです。会議の途中、トイレに駆け込むこともあったそうですよ。
 
 
でも、そんな無理がたたってか、やはりリバウンドしたようです。それからは、犬を連れての運動を習慣にしたようですが、やはり太っていたでしょう。
 
 
周りの人が医者にかかるように勧めるほどなので、見るからに不健康な太り方だったのは、間違いないでしょう。

 
 

フィラリアで○○が人の頭の大きさほど腫れた!?

 

 
西郷隆盛のもう1つの持病は、すごく有名なのですが、英雄には相応しくない話なので、ドラマで取り上げられることはほとんどありません。
 
 
「西郷どん」原作では林真理子がしっかり取り上げていたので、よしって感じでしたけど。(昔の呼び方の「ふぐり」と書いてました)
 
 
犬を飼っている人なら予防接種を受けるので、フィラリアという寄生虫をご存知だと思います。実はフィラリアの一種は、人にも寄生するのです。
 
 
西郷隆盛は、島流しになった沖永良部島の劣悪な環境の中で、フィラリアに寄生されてしまったのでした。
 
 
この寄生虫は、人の体内入ると末梢部の皮膚や皮下組織の結合組織を増殖して硬化させます。そして、皮膚がまるでゾウの皮膚のようになってしまう「象皮症」になってしまうのです。西郷は、フィラリア寄生虫の後遺症で、陰嚢が大きく腫れて年々膨らんでいったようです。
 
 
陰嚢の他に、陰茎、外陰部、乳房など生殖器官で発症しやすいのだそうですよ。厄介な病気です。
 
 
痛みはなかったのかなーとすごく気になるのですが、沖永良部島から戻ったあとも、京や江戸でいろいろ活躍をしているので、大丈夫だったのでしょう。
 
 
でも、違和感はすごかったでしょうね。
 
 
最終的には、子供の頭ぐらいの大きさに腫れていたそうなので、もちろん馬に乗ることはできません。
 
 
それ自体に痛みがなかったとしても、馬に乗ったらひどく股ズレするので無理でしょう。走るのも、無理じゃないでしょうか。
 
 
ですから西郷隆盛は、いつも駕籠(かご)に乗って移動していました。
 
 
明治維新は写真機が普及した時代なので、大久保利通のように洋装の写真を残している人が多いですね。
 
 
西郷隆盛は、西洋かぶれを嫌っていたので、洋服を着ている姿が残っていないと思われがちです。確かに、西洋風はあまり好まなかったようですが、もし着たいなと思っていたとしても、股間が邪魔で普通のズボンをはくのは難しかったと思われます。
 
 
彼のこのフィラリア寄生虫の後遺症は、当時の親しい人や政府の偉い人たちは、みんな知っていました。
 
 
1877年、「西南戦争」で西郷隆盛が自刃したとき、介錯を務めた別府晋介は、「西郷の首」を敵に奪われまいと、その場から持ち去りました。
 
 
政府軍はその頭部のない死体の股間を目印にし、それが西郷隆盛だと断定したそうです。
 
 
これはとても有名な逸話なのですが、英雄の最期にしては、ちょっとなーという話なので、ドラマで描かれることは、まずないと思います。( ̄▽ ̄)
 
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